浮気の証拠となる写真とは − 自分で撮影することは可能？
浮気の証拠写真と聞いてどのようなものを思い浮かべますか。
2人で仲良く手をつないでいる写真、路上でキスしている写真など、週刊誌などで見たことがある人は多いと思います。
しかし、こうした写真だけでは浮気を証明したことにはなりません。実際、裁判で慰謝料請求が認められる可能性は低くいのです。
では、一体どのような写真を集めればいいのでしょうか。
この記事では、浮気の証拠になる写真・ならない写真、自分で撮影する際の注意について詳しく解説していきます。
目次
浮気の証拠となる写真とは？どんなものを撮影すればいい？
パートナーに浮気の疑いがあっても、証拠がなければ認めることはありません。
素直に浮気を認めさせるためには、写真という「動かぬ証拠」を突きつけるのが一番です。
では、どのような写真を撮影すればいいのでしょうか。
不貞行為を証明できる写真
法律的には浮気とは、「不貞行為」のことを指します。肉体関係がなければ浮気とは認められず、浮気相手に慰謝料を請求することはできません。
つまり、浮気の証拠となる写真では、パートナーと浮気相手の肉体関係を証明しなければならないのです。
ただ、「実際にセックスをしている場面」の撮影などできません。「肉体関係があったと誰にでも推測できる写真」であれば良いのです。
具体的には以下のような写真です。
- ラブホテルに出入りしている写真
- 相手の自宅に出入りしている写真
- 宿泊施設で一緒の部屋に泊まったとわかる写真
これらの写真があれば、裁判でも有力な証拠として認められるでしょう。
しかし「写真1枚」だけでは、裁判で慰謝料請求が認められない可能性があります。特に、浮気相手の自宅への出入りは、「話すためにたまたま寄った」という言い訳が可能です。
最低3枚以上、別日に撮影した写真を用意することで「継続的な肉体関係」を証明でき、確実に慰謝料を請求することができるでしょう。
浮気の証拠にはならない写真
浮気の証拠は、不貞行為を証明するものでなければなりません。
そのため、以下のような写真をいくら集めても意味がないのです。
- 2人で食事やお茶をしている写真
- 手をつないで歩いている写真
- シティホテルに出入りしている写真
- ハグやキスをしている写真
「ハグやキスをしている写真」が浮気の証拠にならないのは意外に思われるでしょう。しかし、不貞行為をしたとまでは言えないため証拠能力は低いのです。
シティホテルに出入りする写真も「ロビーで打ち合わせをしていた」という言い訳ができるため、不貞行為があったと断定することはできません。
あくまで浮気の証拠は「不貞行為を証明する写真」でなければならないのです。
自分で証拠を撮影するために
パートナーの浮気する日程や浮気相手の目星がついていれば、あと必要なのは浮気の証拠写真です。
自分で証拠撮影するためには、どのようなことに注意すればいいのでしょうか。
撮影するための機材について
証拠写真を撮影するには、万全の準備を整える必要があります。
まず、撮影機材として「数十メートル先でも鮮明に撮影できるレンズ」「暗闇でもフラッシュなしで撮影可能なカメラ」を用意します。
撮影の際は尾行や張り込みが必須ですが、近づき過ぎればすぐにバレてしまいます。また、ほとんどの不貞行為は、夜間におこなわれます。そのため、「高性能の機材」が必要になるのです。
証拠写真を撮影する際のポイント
証拠写真を撮影すると決めたら、パートナーに「浮気を疑っていること」を絶対に悟られないよう、これまで通り夫婦関係を続けなければなりません。
そして、証拠写真を撮影する際には以下のポイントに注意してください。
- 浮気をする日程をしっかり把握し、自分のスケジュールも調整しておく
- 尾行は絶対無理をせず、バレそうになったらすぐに中止する
- 写真は2人の顔が鮮明に写るように撮影する
- 撮影場所（ラブホテルなのかシティホテルなのか）わかるように撮る
- 滞在時間がわかるよう「出入り」のそれぞれを撮影する
これを最低3回は繰り返して、証拠写真を集めていくのです。
ただし、毎回必ず証拠が撮れるとは限りません。浮気相手とデートだけで終わる日もあるでしょう。また、撮影自体に失敗する可能性もあります。
証拠撮影には根気が必要なのです。
撮影していることがバレてしまったら…
もし撮影していることが2人のどちらかにバレてしまったら、どうなってしまうのでしょうか。
単に写真が撮れなかったというだけなら、次回にまわせばいいですが、「撮影していること」がバレてしまったらそうはいきません。
相手からプライバシーの侵害を主張され、逆にあなたが訴えられる可能性があります。
また、これが原因で夫婦関係が悪化する恐れもあるでしょう。何より、相手の警戒心をさらに強めることになり、今後の証拠撮影はより難しくなってしまいます。
証拠写真の撮影は探偵に依頼する
パートナーが浮気しているとわかっているなら、証拠写真集めは探偵に任せてみることをおすすめします。
安全かつ確実に証拠写真が集められます
探偵は浮気調査の専門家です。
高性能の機材を使い、尾行や張り込みなどの技術を身につけた調査員が浮気調査をおこないます。そのため、どんな場所でも確実に証拠写真を撮影します。
1人ではなく、複数で浮気調査をおこなうため、100%に近い成功率を出すことが可能なのです。
相場よりも高い慰謝料請求も可能
素人では1枚写真を撮影するだけでも一苦労です。
1枚だけでもあれば、示談交渉で慰謝料を請求できる可能性はあります。しかし、浮気相手が否定し、裁判にまで発展してしまえば、あなたが負けることだってありえるのです。
探偵に浮気調査を依頼しておけば、証拠写真付きの調査報告書を作成してくれます。探偵の集めた証拠写真を見せれば、誰も言い逃れすることなどできません。
示談交渉で相場よりも高い慰謝料を請求できる可能性もグンと高まるのです。
浮気の証拠写真の撮影は、あなたが思っている以上に難しいことです。浮気相手と会う日程や浮気相手が誰なのかわかっていれば、安い費用で依頼することが可能です。
あなたのケースでは費用がどれくらいかかるのか、まずは無料相談で確かめてみませんか。
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