自分でもGPSを使った浮気調査はできるの？具体的な方法と注意点を解説
浮気疑惑のあるパートナーが「どこで何をしているのか」知りたい場合、GPSは非常に有効な手段だと言えるでしょう。
しかし、少しでも方法を間違えば相手にすぐバレてしまいます。
手軽なイメージがあるGPSの調査ですが、実は気をつけなければいけないことが多いのです。
この記事では、GPSを使って浮気調査をする方法を解説していきます。浮気調査は一度バレるとその後の調査は難しくなるので、絶対に失敗は許されません。
目次
GPSを使った浮気調査は有効？
GPSを使えば、浮気の疑いがある夫（妻）の行き先や行動パターンを把握するのに非常に有効です。
しかし、GPSを有効利用できるケースはそこまで多くないのです。
GPSが有効なケースは限られている
GPSが有効なのは、対象者の移動手段が「車」のケースだけだといっていいでしょう。
バイクでの場合、「ヘルメット」を2つ用意する必要があるため、使用されることは少ないのです。
メインの移動手段が「電車や徒歩（自転車やバイク等）」の場合、GPSを使った調査は有効とは言えません。
夫（妻）の持ち物や上着にGPSを入れたとしても、すぐにバレることは簡単に想像ができるでしょう。
取り付ける場所には要注意
GPSは「目立たない」「簡単に回収できる」という場所に取り付ける必要があります。
具体的には、以下のような場所です。
- 車体の下部分
- 車のシートの裏側
- トランクの隅（シートとの隙間など）
- スペアタイヤが入るスペース など
車の下などに設置する場合は、テープではなく「金属の部分に磁石で取り付ける」と簡単に回収ができます。
また、設置場所としては、必ず車の後方にしてください。
前方は、エンジンがあり高温になりやすいため適切ではないのです。
浮気調査に使う2種類のGPS
浮気調査で使用するGPSは、大きく2つに分けることができます。
- ロガー型：一定時間ごとに位置情報を記録してくれる
- リアルタイム型：GPSから発信された情報を「別の端末」で受け取り、即座に現在地がわかる
それぞれのメリット・デメリットについて、詳しく解説していきます。
ロガー型のメリット・デメリット
ロガー型GPSは、車に取り付けることで、立ち寄った場所や通った道を記録してくれるものです。
5千〜1万円ぐらい出せば、高性能なものを購入することができます。
これを使うことで、「よく利用するラブホテル」や「浮気相手の自宅」を特定できる可能性が高まるでしょう。
ロガー型GPSは充電が長いので、車に取り付けたら、あとは数日〜数週間放置しておきます。
そして、タイミングを見計らって手元に回収し、パソコンを使って確認していきます。
このようにメリットの多いロガー型GPSですが、デメリットとしては、
- すぐに居場所を特定できないため、浮気を見過ごすことになる
- いちいち回収して確認する手間がある
- バレた場合、逆にアリバイに利用されることがある（例：車を別の場所に止め、タクシーを使う等）
といった点があげられます。
リアルタイム型のメリット・デメリット
リアルタイム型のGPSは、その名の通り、「今いる場所をすぐに確認できる」ものです。
使い方としては、まずリアルタイム型GPSを車に設置します。
その後、位置情報を確認するための「専用アプリ」をパソコンやスマホにインストールすることで、夫（妻）の行動が手に取るようにわかるのです。
もしラブホテルに入った直後にその場へ向かえば、証拠写真を撮影できる可能性が高まるでしょう。
デメリットとしては以下の通りです。
- 価格が高い（安くても3万円以上）
- 位置情報がずれることが多々ある
- 感情的な行動を起こしやすい
最後の「感情的な行動を起こしやすい」というのは、たとえば、浮気現場に乗り込むというような行動をさします。
浮気が許せないのは当然です。
しかし、これをやってしまえば、復縁の可能性はゼロになるだけでなく、離婚するにしても泥沼になるだけなので、絶対にやめましょう。
GPSはハイリスク！？私がおすすめしない理由
相手の位置情報がわかれば、今後の調査を進める上でもとても役に立ちます。
「会社に行く」と言っていたのに、GPSと会社の位置が異なれば、隠したい嘘があることがわかります。
しかし、GPSを使った調査はハイリスクであるため、正直にいえばあまりおすすめはできません。
GPSの取り付けは違法ではないが・・・
結婚している場合、車は「夫婦の共有財産」と見なされます。
そのため、勝手にGPSを取り付けても違法にはなりません。
しかし、GPSを取り付けたことがバレてしまった場合、「プライバシーの侵害」にあたる可能性があります。
いくら夫婦であっても、相手の行動すべてを監視するような行為は合法とは言えないのです。
証拠能力も低く、言い訳が簡単
GPSで手に入る情報は、あくまで「位置情報」のみです。当然ですが、「位置情報」だけでは決定的な証拠にはなりません。
必要なものは、不貞行為（肉体関係）を証明する写真や動画です。
また、GPSの位置情報は本来の場所から「ズレる」こともよくあります。
もし夫（妻）の車がラブホテルにいたとわかっても、すぐ近くに飲食店などがあれば、「そこにいた」という言い訳は可能です。
ラブホテルではなく、シティホテルを使用している場合はもっと簡単に言い訳ができます。
GPSアプリのダウンロードは絶対にNG！
市販のGPS機器を買わなくても、スマホのアプリでも代用はできます。
その場合、夫（妻）のスマホにアプリをダウンロードする必要があるのです。
しかし、浮気をしている人が、GPSアプリを入れてくれるはずがありません。
やるとすれば、こっそりとやる以外に方法はありません。
ただし、勝手に相手のスマホのパスワードを解き、GPSアプリをダウンロード・設定すれば、
- 不正アクセス禁止法違反
- 不正指令電磁的記録提供罪
に該当する可能性があります。
近年、GPSアプリが普及したせいか、このアプリをめぐる夫婦間のトラブルが後を絶ちません。
そのせいもあってか、取り締まり自体も年々厳しくなっており、訴えられてしまえば、間違いなくあなたが負けることになるでしょう。
勝手にGPSアプリをダウンロードするのは、絶対にやめてください。
自分で調査をする前に、まずは探偵に相談を
GPSを使った浮気調査は、とてもハイリスクな上に、それに見合うだけのリターンが得られないことはおわかりいただけたと思います。
もしGPSをつけたことが夫（妻）にバレれば、法的措置をとられなくても、夫婦関係は間違いなく破綻します。
そうなってからでは遅いのです。
自分で調査するにしても、依頼するにしても、まずは探偵の無料相談を活用しなければなりません。
無料相談で疑問を解消する
GPSに限らず、浮気調査をする上で「これって違法になるの？」と判断に迷うことが多々あるでしょう。
探偵は「探偵業法」に則った適切な調査しかおこないません。
「プライバシー保護」に関しても熟知しているので、あなたの疑問にもすぐに答えることが可能です。
浮気調査に失敗は許されません。
不貞行為の証拠をつかむには、浮気調査のプロである探偵の意見を「無料で聞ける」というのはメリットしかないのです。
メールや電話はもちろん、匿名での相談も受け付けているので、お気軽にお問い合わせください。
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