浮気調査で訴えられる可能性はある？「違法となる調査」には要注意！
「浮気の証拠をつかみたい」と思った場合、あなたならどうしますか。
最近では、ネットを検索すれば「自分で浮気調査をする方法」がすぐに見つかるため、自分で調査をする人が増えています。
しかし、間違った浮気調査は「違法」となり、相手から訴えられる可能性もあるのです。
たとえ訴えられなくても、違法な方法で集めたものは「証拠」として認められません。
この記事では、違法となる浮気調査について、具体例を交えながら解説します。さらに、安全で確実に証拠をつかむための方法もご紹介しています。
目次
浮気調査は違法？訴えられるって本当？
浮気調査は、「対象者が浮気をしているのか」を徹底的に調べ、浮気をしている場合は不貞行為（肉体関係）の証拠をつかむためにおこないます。
「浮気をしているかどうか」を調べるということは、相手のプライベートに介入することにもなります。
こうした部分に関しては、たとえ夫婦と言っても、「どんな手を使ってもいい」というわけではありません。
しっかりとルールを守った上でおこなわなければ、違法な調査として相手から訴えられることにもなります。
「素人の浮気調査」は訴えられる可能性が高い
夫（妻）の浮気を疑ったら、まずは自分で浮気調査をしようと考える人がほとんどです
その時に、一番やってしまいがちなのが「夫（妻）のスマホを勝手に見る」あるいは「浮気防止アプリをダウンロードする」という行為です。
夫婦間のプライバシー問題は、非常にグレーゾーンとなっており、スマホを見るという行為自体が直ちに違法となるわけではありません。
しかし、スマホに「パスワード」がかけられているものを解除してみた場合、これは「不正アクセス禁止法」に違反します。訴えられれば、ほぼ確実に「見た側」が負けることになるでしょう。
また、「浮気防止・監視アプリを許可なくダウンロード」すれば、「不正指令電磁的記録に関する罪」に問われる可能性があります。
この罪は、簡単に言えば、相手のスマホやパソコンに「その持ち主が意図しない操作命令を与える」ということです。勝手にアプリのダウンロードをする行為は、この罪に該当します。
このように、気軽にできると思っている「スマホの浮気調査」は非常にリスクが高いのです。
違法となる浮気調査の具体例
先ほど説明した以外にも、「素人がやりがちな浮気調査」には、違法となるものがたくさんあります。
具体的には、以下のような浮気調査は違法となり、訴えられる可能性があります。
- 夫（妻）宛の郵便物を勝手に開けて中を確認する
- パスワードを調べあげ、夫（妻）のSNSに勝手にログインする
- 夫（妻）の鞄や服に盗聴器やGPSを取り付ける
- 浮気相手だと疑われる人の家や車に盗聴器や監視カメラを設置する
- 浮気相手の職場に「〇〇は浮気をしている！」などと言いふらす など
特に、浮気相手（と思われる）への執拗な調査や嫌がらせは、「ストーカー規制法」の対象となり、警察が動く可能性も高くなります。
「何が違法となるのか」については、素人が判断するのは実に難しいのです。
違法な手段で集めたものは「証拠」として認められない
行き過ぎた浮気調査は、違法となり、あなたが訴えられることになります。
夫婦問題のカウンセラーをしている私ですが、これまで多くの浮気に悩む人（特に女性）の話を聞いてきました。
ほとんどの人が先走って、自分ですべての調査をやろうとしてしまいます。
そのような人たちに、私が「浮気調査の難しさ」を説明すると、無茶な調査を思い留まってくれます。
しかし、中には「バレなければ大丈夫でしょ」などと考え、夫のスマホを調べた結果、結局バレてしまったという人もいました。
実際、「冷静に対処できる」と思っていても、調査をする中で怒りや悲しみが込み上げ、大胆な行動をしてしまったという人を何人も見ています。
そもそも、違法な手段で集められた証拠は、証拠として認められません。
たとえ裁判になっても、証拠として提出することはできず、あなたが不利になってしまうだけなのです。
それだけならまだしも、逆にあなたが訴えられ、罰金や慰謝料を払うことにもなりかねません。
せっかく調査をしたのに、証拠として認められず、これが原因で夫婦関係が破綻する・・・なんてことにならないためにも、違法な調査は絶対にやめてください。
訴えられるリスクをなくすため、浮気調査は探偵に任せる
自分で浮気調査をするということは、「違法な調査をしてしまう」ということに加え、感情的になり冷静な判断ができなくなるという危険性もあります。
浮気調査を考えているのなら、私は「探偵に任せるべき」だと思っています。
実は、これがもっとも確実で安全な方法なのです。
証拠を集めるには尾行・張り込みが欠かせないが・・・
そもそも、「浮気の証拠」とは何をさすのかご存知でしょうか。
浮気の証拠とは、「不貞行為（肉体関係）があったことを証明できるもの」です。
LINE（メール）などのやりとりは、どれも決定的な証拠とは言えないのです。
実際に「2人がセックスをしている写真や動画」があれば、何よりの証拠になるでしょう。
しかし、現実的ではないため「ラブホテルに2人で出入りする写真や動画」を撮影していくことになります。
そのためには、対象者を尾行・張り込みし、浮気現場を撮影します。
ただ、そのホテルに出入りする瞬間など数十秒しかなく、また人物の顔が鮮明に写っていなければ意味がありません。
決定的な瞬間を撮ろうと、ホテルの敷地内に勝手に入れば「不法侵入罪」としてホテル側から訴えられることもあります。
「合法的な調査」ができるのは探偵だけ
実は、合法的に浮気調査をできるのは、探偵だけなのです。
探偵事務所を開業する場合、公安委員会に「届出」を提出した上で、「探偵業法」にもとづいて業務をしていかなければなりません。
この探偵業法には、探偵がおこなうことができる調査として、「尾行・張り込み・聞き込み」ということが明記されています。
つまり、探偵は浮気の証拠をつかむために、合法的に尾行・張り込みができるのです。
依頼人から「正式な依頼」を受けたのであれば、写真や動画を撮ることも許可されています。
もちろん、探偵と言えども、勝手に相手の家や敷地内に入ることは違法となります。
しかし、探偵は「合法・違法」のラインも把握しているため、法律の範囲内で調査をしてくれます。
尾行・張り込みに関する技術もあるため、相手に気づかれてしまうというリスクもほとんどありません。
信頼できる探偵を選ぶ際のポイント
浮気調査のプロである探偵ですが、中には違法な調査をおこなう「悪質な業者」がいるのは事実です。
こうした業者に依頼してしまえば、費用が無駄になるだけでなく、あなたが不利な立場に立たされます。
そこで依頼する探偵を選ぶには、以下の「4点」を必ず確認するようにしてください。
- 公安委員会に「探偵業届出証明書」を提出しているか
- 事務所の住所が存在しているかどうか
- 料金システムはわかりやすいものか
- 無料相談を実施しているか
これらは信頼できる探偵を選ぶ際の最低条件です。
この条件を満たしていない探偵には、絶対に依頼をしてはいけません。
当サイトの紹介する探偵は、すべての条件を満たすだけでなく、カウンセリングや弁護士の紹介など、アフターサービスも整っています。
まずは、「浮気調査がどのようなものなのか」知るために、無料相談をしてみてください。
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